【番外編】できない現実の自分との向き合い方 〜自尊心がウンコになった話〜
こんにちは、ポンコツ会社員さざなみです。
前回に引き続き、減薬→妊娠のイベントを通じて仕事も日常生活も送れなくなった際の気持ちの変化のお話をしていこうと思います。
え、タイトルが不穏だって?
今ウンコにしか興味ないし事実メンタルウンコマンになったから許して(爆)
導入編の記事(振り返り用)
前回の記事(振り返り用)
おしながき
減薬に専念するため休職を決断したときの気持ち
仕事をしながら減薬をしておりましたがこれがまぁかなり体調とメンタルに支障をきたしまして。
推しの勧めで休職することを決断しました。
この時、すんなり決断したかというと...
未練タラタラでしたよ(笑)
だって世の中の働いてる女性は「普通に」働きながら妊活してるもん!!!!
同僚は「普通に」産休入るまで働いてたもん!!!!!
どうして私は「普通の」ことができないのだ!!!!!
あくまで私が観測していた成功例を普通と思い込んで、普通(理想の状態)になれない自分をめちゃくちゃ責めました。
でもたまたま成功例が近くに何例かあっただけで、世の中全体で見たら妊娠出産までにトラブルが生じて働くことが難しくなる人もいるんですよ。
例えばつわりとか、子宮が縮んで切迫早産になりそうな状態になったりとか。
ただその話を聞いて、ハードルの高さを受け入れられるようになったのはだいぶ時間が経ってからでした。
理想の状態の自分になれないことを受け入れるには、結局時間が一番有効な薬だったのです。
休職期間に入ったあとは減薬に専念しつつ、体調のいい日は仕事に関するスキルを上げられるようにプログラミングの勉強をしたり、体力維持のために筋トレや運動をしていたりする日々を送ることにしました。
ハードルをどんどん下げた事による自尊心の崩壊と再生
減薬して仕事ができない。
妊娠して以前の日常生活が送れない。
食事も満足に取れずそもそもベッドからトイレまではいつくばる日々。
受け入れる間もなく次々と変化が訪れていきました。
オデノココロハボドボドダッタヨォ!!!!!
理想に対して現実が北斗神拳を食らわせてきた感じです。
そんな状態になると心はどうなるか?
正直生きてるだけで勘弁してくださいという気持ちになりました。
しかし、最底辺まで落ちると逆に見えてくるものがありました。
寝る、吐く以外にできることがあるとそれに気がつくことができるようになったのです。
そして、少しでもできることがあると、次第に喜びを感じるようになってきました。
この小さな成功体験が、立て直しのきっかけになったと思います。
ここで凄く小さな成功体験を積んだことで、ものすごく低いハードルを作ることができるようになりました。
今までは作るハードルがおしなべて高すぎたんです。
日々自分が飛べる低めのハードルを飛び続けることで初めて、自尊心の基礎体力がついていった気がします。
そうして初めて、日々の体調メンタルに応じてハードルの高さを変えていくという調整ができるようになっていきました。
まとめ
【番外編】できない現実の自分との向き合い方 ~理想の自分のハードルを下げた話~
こんにちは。ポンコツ会社員さざなみです。
予定日よりクッソ早く産まれました(笑)
よってドタバタしていたため、前回より少し記事が空いてすみません。。。
予告していた理想と現実にギャップが出た時、ハードルを下げた話をしていこうと思います。
前回の記事
おしながき
減薬→休職→妊娠によりできないことが増えていった話
私も職場の同僚のように産休育休までしっかり働くのが理想でしたが...
まず減薬して仕事ができなくなりました。
次に減薬を終えて妊娠すると、すぐにつわりが襲ってきました。
つわりはとてもひどく、ご飯も食べられない、そもそも動くことができない、ずっと寝床で臥せっている状態になりました。
仕事に関するスキルアップもできず、体力づくりもできず、そもそも妊娠前の日常生活すら送れない。
この状態はだいぶしんどかったです。
毎日生きていて、お腹の赤ちゃんを育てているから人生の目的は果たしているんだと思って毎日耐え忍んでいました。
決して意思を持って理想のハードルを下げたのではなく、理想と現実がかけ離れすぎてて理想のハードルを下げざるをえなかったので、下げた感じです。
この時、今の自分にできそうなこと=生きること ぐらいにまでハードルを下げました。
まずは生きてりゃいいんですよ。
生きなきゃ何もできない、話はそれからだ。
つわり終了後、達成したい人生の目標に優先度をつけた話
つわりが辛くなくなってきた頃、体調とメンタルは少し安定してきました。
お腹もさほど大きくないので、動ける時期です。
この時、私のやりたいことを全部やるには難しい状態だと思い、その日の体調によってやることのハードルを上下させていました。
やりたいことと優先度は下記のような感じです。
1.子供を元気に産むために生きてその日を過ごすこと
2.出産してからの生活が少しでもうまくいくような準備をすること
3.仕事に関するスキルを身につけること
上記を、できそうな日にできることまでやる、を心がけました。
妊娠中期からは3.は殆どできませんでしたが、2.を進めることができたので、現在娘が生まれてからとても日々の生活が楽になっています。
どんなに体調メンタルが悪い日があっても、1.が達成できればひとまずOKとして妊娠中は過ごしました。
まとめ
- 理想のハードルは下げざるを得ない状況で仕方なく下げた
- 理想に対して優先順位をつけて、できそうな日に達成するようにした
- 一番の達成目標は「生きて1日を過ごすこと」にした
次回は、ハードルを下げた事を受け入れるまでの感情の移り変わり綴っていこうと思います。
↓続き
【番外編】できない現実の自分との向き合い方 ~導入編~
こんにちは、産休中のポンコツ会社員さざなみです。
昨日、発達障害の当事者たちによるスペースに参加しました。
お題は、「自分の理想の生活を送りたいのに、現実できないことが多くて辛い」
「世に流れるライフハックすら実施のハードルが高い、どうすればいい?」
というような内容でした。
Xスペース録音
「#ライフハック ができない!」「困りごとがわからない!」などの「できない」について考える回です。#ハッタツ民の方舟 #発達障害 #ASD #ADHD #ADL #神経発達症
— DENNYさん (@DENNY1701) 2023年11月3日
11/12 21:00〜
変更等は随時このトップポストにてお知らせします。https://t.co/97CMB8EOpJ
スペースの議事録(DENNYさんのnote)
「できない」について考える〜ライフハックができない! ハッタツ民の方舟 第21回(随時更新)|DENNYさん @DENNY1701 https://t.co/sAtnEJbIkB #note
— DENNYさん (@DENNY1701) 2023年11月12日
とりあえず録音を追加。まだ加筆しますー
この内容に関して自分の思うところに関して意見を述べましたが、自分の参加できる時間が限られていたため、スペースにてお伝え出来なかったところもあります。
そこで、今回は私自身の「妊活を目的とした減薬と妊娠によりできないことが増えて自分の理想の生活とかけ離れてしまったとき、どんな経緯を経てそれを受け止めて生きてきたのか」という経験をお伝えしていこうと思います。
一連の記事でお伝え出来そうなこと
- 理想の生き方と現実の自分の生き方にギャップができた時のハードルの下げ方
- ハードルを下げた時、自尊心をどう保ったか
長くなりそうなので、今回は導入編としていったん区切り、続きは後日公開していきたいと思います。
※2024/1/9 追記
記事が完成しました。
ハードルを下げた話
自尊心の話
妊娠に向けた減薬と仕事の兼ね合いについて
こんにちは、ポンコツ会社員さざなみです。
今回は「妊娠に向けた減薬と、仕事の兼ね合いについて」ということで、減薬と仕事を両立させるためにさざなみが奮闘した記録を記しておこうと思います。
働きながら減薬を目指す人にとって少しでも有益な情報となれば幸いです。
やってよかったこと
1.減薬するうえで利用しそうな会社の制度と社則を調べておく
私の場合、医師に減薬OKのサインが出て、減薬を始める前に真っ先にやったことがこれでした。
減薬すると、メンタルと体調の状態が悪化し勤怠に影響が出ると考えたためです。
次の上司に相談する前のステップとして、まずは情報収集から。
私の場合は下記の制度について、あらかじめ社内規則を確認いたしました。
- フレックス
- 短時間勤務制度
- 時間単位休暇制度
- 在宅勤務制度
- 休職に入る際に必要な手続き
このとき、手続きのフローを見て、どの申請にどれぐらい承認までに時間がかかるか把握しておくのが大切かと思います。
いざ制度を使いたいときに申請しても、承認待ちの時間が長くて必要な時に役に立たないというのが一番悲しいです。手続きのリード時間も考慮した計画を立てるのがよいと思います。
2.会社の制度を利用しつつ、今後どう働いていくか上司と相談する
上司との相談内容は簡単に言うと下記のとおりです。
- 妊娠出産に向けて薬の調整が必要になるため、今後体調とメンタルの状態が安定しなくなること
- 安定しない中でもなんとか働き続けたいため、まずは短時間勤務に切り替えること
- 通院の頻度も増えるため、フレックスや時間単位休暇を活用したいこと
- 体調の関係で在宅勤務が増えることが予想されるため、在宅でもできる仕事の比率を増やしてほしいこと
減薬すると8時間勤務自体が難しくなることが予想されたため、まずは短時間勤務制度を申し込みたい旨を相談しました。なぜ最初にこちらに申し込むことを伝えたかというと、短時間勤務の承認が下りるまでは2~3か月かかるからです。
体調が悪くなってから申請しても遅いため、こちらは最初に手を付けておくべきと判断しました。
結果、予想通り減薬して体調の悪化したタイミングで 短時間勤務に切り替えることができたのでよかったです。
働き方に関しても、了承を得ることができました。
ただし、あまりにもきつい場合は体調を考慮し休職も視野に入れてほしいということも上司よりお願いをされました。
一人で突っ走るのではなく、相互理解のもとで働くのが大切だと思っています。
3.定期的に上司と面談をし、体調とメンタルの具合について報告をする
最初に相談したらやりっぱなしではなく、定期的に通院した時の減薬の状況や自身の体調の変化について報告するようにしました。
これが結果的には良かったです。なぜなら、自分ではかなり無理をしていたのですがなかなか自分から休職するとは言えない状況に陥っていたからです。
上司はそれを見抜いていたようで、最終的には休職を勧めてくれ、それが休職を決断する決め手となりました。
その際は、傷病による休職→産前産後休暇に切り替えられるかなど、社内規則を一緒に確認してくれました。
結論:使える社内制度はすべて使え。上司とはしっかり話し合って、体調悪い中でも働ける方法を一緒に模索してもらおう!!
仕事のアウトプットにかかわることなので、上司に相談してあらかじめ体調やメンタルが悪化した時のプランを共有しておくのが一番だと思いました。
上司も、あらかじめ相談しておいてくれれば人員の補填などを考えやすいと思います。
何も言わずに静かに勤怠が悪化してアウトプットが出せず同僚と上司からヒンシュクを買うのが一番悲しいパターンですから…
以上、さざなみの減薬と仕事の兼ね合い奮闘記でした。
会社での困りごと分析シートを作成しました
こんにちは、ポンコツ会社員さざなみです。
ずいぶんご無沙汰になってしまったな!!
(といいますのもプライベートでいろいろありまして…それはまたの機会に)
さて今回は、会社での困りごとを整理して支援者や上司に情報共有できるツールを作成したので、それについてご紹介いたします。
えっとぉ、ツール自体はだいぶ前にできてたんですけどぉ、ブログにしたためていなかっただけでしてゴニョゴニョ
下記のgoogleDriveのリンクより、pdf版ないしエクセル版をダウンロードしてご利用ください。
※個人の利用を想定しております。作成者の許可なき改変や再配布を禁じます。
会社での困りごと分析シートについて
困りごと分析シート作成の狙い
困りごとの分析シートを作った狙いは3つあります。
1.当事者が会社で困っていることを整理する
2.当事者の困り具合を、支援者(OJTやジョブコーチ)と上司に正確に情報共有する
3.当事者に合った環境調整の方針を、当事者と会社側双方合意の上で立てる
では、早速記入の仕方について下記より解説します。
シートの記入の仕方
まず、困りごとの記入シートは2段階に分かれております。
(1)困りごとの記入シート(自由記入)
(2)分析シート(表)
はじめは(1)の困りごと記入シートに、自由に会社で困っていることを記入します。
自分で書きにくければ、ジョブコーチやOJTなどに自由にお話しして書記をお願いするのがよいと思います。困りごとが発生するときの状況やその時の感情など、今はとりあえず整理せずそのまま書いてOKです。
話す中で困りごとがいくつも出てきたら、都度番号を振っていきましょう。困りごとの数がいくつあるか把握するためです。
困りごとを出し切ったら、次は(2)状況分析シートにて情報を整理していきます。
まずは、(1)の困りごとのうち起こった事実と、その事実に対する自分の感情を分けて書いていきます(シート③)。
事実を書くときは、「いつ」「どこで」「だれが」「何を」「どうした」をはっきりさせるとわかりやすいです。
ここまでの情報整理も自分でやりづらかったら、ジョブコーチやOJTなどに依頼して一緒に実施しましょう。意外と事実と自分の感情を客観視するのは難しいです。
事実と自分の感情を分離して書けたら、その問題を自己対処する方法と、会社側にお願いして環境調整してもらう方法を分けて記入していきます(シート④)。
ここも自分で方法を思いつきにくかったらジョブコーチやOJTなどに協力を依頼してください。
すべての困りごとに対して事実と主観の分類、自己対策と会社への環境調整事項を書き終えたら、困りごとの重要度を点数付けします(シート⑤)。
点数付けは下記の基準で実施します。
5:業務遂行に著しく支障が出ている。今すぐに解決したい。
4:業務遂行に支障が出ている。時間をかけても解決したい。
3:業務遂行に影響がある。解決すると業務効率が上がる。
2:業務遂行にほとんど影響はない。解決するのが望ましい。
1:業務遂行に影響はない。特に問題はない。
ここまで書き終えた状態で、次は上司に記入を依頼します。
上司が記入する箇所は2か所あります。
・会社側ができそうな支援(シート⑥)
・解決の優先度(シート⑦)
上司は、当事者から会社側にお願いされた環境調整が実施できるか返答するとともに、提案してきた環境調整以外の案があれば提示します。
優先度の点数付けは、下記の基準で実施します。
5:今すぐに対応可能。
4:部署内の調整が必要。1週間以内に対応可能の見通し。
3:部署内または関連部署との調整が必要。2週間以上時間がかかるが対応可能の見通し。
2:部署内または関連部署との調整が必要。まずは対応可能か協議する必要ある。
1:会社側では対応不可能。
ここまで書き終えた段階で資料を当事者と上司間で共有し、その内容について打ち合わせを実施していきます。
可能であればこの打ち合わせにはシート作成に携わったジョブコーチやOJTも参加するのがよいと考えられます。
ここまでが、ワークシート作成から活用までの流れです。
まとめ
ワークシート作成の流れをまとめると、(3)のようなフローチャートになります。
ワークシートを作成し、会社の人と共有することで、会社での困りごとが解決に向かうとよいですね。
余談
このワークシートを作成するきっかけは、下記のnoteです。
この記事にある入社後に合理的配慮を求めるためには?という一連の文章をワークシート化出来たらだいぶ自己分析と情報共有が楽ではないか?と思ったため、私なりのアレンジを加えて今回ワークシートを作成いたしました。
なかなか見ごたえのある記事ですので、ぜひご覧ください。
※本記事とワークシートでは合理的配慮という言葉をあえて使っておりません。
配慮ということばに誤解を招きやすいニュアンスがあると考えたためです。
そのあたりについてはまた別途記事を書いていきたいと思います。
一般雇用で私(発達障害&精神障害を持ち)にハードルが高かったこと
こんにちは。ポンコツ会社員さざなみです。
春はあけぼの、新入社員の時期ですね。
ちょっと自分の今までの経験を思い返してみて、一般雇用社員に要求される「当たり前」って実はハードルクソ高だったんじゃね??と思い、今回筆を取りました。
共感してくださる方や、今後一般就労を検討されている同じような境遇の方になにか響くものがある記事になればこれ幸いでございます。
私にはとてもハードルが高かった、一般雇用ではできて当然な3つのポイント
1.日々コンスタントに働く体調とメンタルの維持
ここが最早鬼門。最初からクライマックスだぜ。
一般雇用においては、大体1日8時間、週40時間の労働が基本とされています。
しかも、必要に応じてプラス残業する必要があります。
1日のうち3分の1以上を仕事に充てることになります(しかも通勤時間もあるよね)。
こうなると、睡眠時間を7時間とすると残された時間はもう9時間以下です。
たった9時間以下の間で、仕事で疲れ切った体とメンタルを癒し翌日に備えねばならないのです。
二次障害で双極性障害を持つ私にとっては、
・そもそも8時間継続して働ける体調でない日がある
・調子のいい日でもぶっ飛ばしすぎて枯渇し、セルフケアが全くできず翌日にも影響を及ぼす
こんな感じで体調とメンタルの変動が大きすぎて、毎日安定して出社できる状態を保つのは至難の業でした。
2.仕事中に問題が出てきたときに自己対処をする
一般的な職場においては、問題が出てきたときに自己対処*1を求められます。
私の場合、ADHD特性によりそもそも問題が多すぎて対処に常に追われておりました。
それにより周りの人に迷惑を掛けたらどうしよう…と一人で問題を抱え込んでしまい、適切なタイミングで適切な助力を得られず、なかなか問題を解決にまで持っていくことができないことがありました。
また、問題は解決したものの、もっと早い段階で助けを求めていれば時間も人のリソースも無駄にならなかったケースが多々あります。
生ける失敗です。恥の多い人生を送ってまいりました。
3.与えられた階級相当の成果を出す
私はかつて社会人7年目ぐらいの時に上司に呼び出され「階級相当のアウトプットを出せていない」という厳しい指摘を受けたことがあります。
なぜそもそも階級相当のアウトプットが出せていないか?
これまで紹介してきた2点のハードルがそもそも高く、それらを乗り越えることに精いっぱいで、求められるクオリティに達しない仕事しかできていなかったからです。
同じ時期に入社した同期や、後輩は自分を超えてサクサク昇進していきます。
これがマジで精神的にきつい。
4.まとめ
1~3で求められたことを図で表すと、下記のようになります。
ピラミッド状になっており、下の土台が安定しないと成果が出せない構造な上に、その土台を成り立たせる難易度が鬼難しかったことがご理解いただけたでしょうか。
なお、現在は適切な服薬と自己理解に基づく対処により土台は安定し、それなりにアウトプットが出せるようになりました。
石の上にも8年。。。なかなかしんどかったお( ^ω^)
【後編】ふたりは社畜キュア♥~意志ある社畜のススメ~
おはようございます、ポンコツ会社員さざなみです。
昨日、twitterにて双極性障害を抱えつつエンジニアとしてご活躍されているやっちーさん(@gachirori)と、対談をした内容まとめの後編です。
前編はこちら。
おしながき
仕事を干されたらチャンス
やっちーさんは休職明けに仕事を与えられない期間が2年ほどあったそうです。
しかしそれをチャンスと捉え、自らの得意とする物理演算とシミュレーション関係のスキルアップの時間にすべてあてたそうです。
結果、それが仕事につながり、成果が評判を呼び、いつしかやっちーさんにしかできない仕事の案件が沢山舞い込んでくることになったそうです。
ウルトラポジティブ\(^o^)/
私も復職後仕事を干されて苦手な庶務業務しか任されないときがありましたが、苦手なりに自動化、効率化を進め、そこで習得したプログラミングが後の業務で大活躍しています。
仕事を干されたら、自ら進んで自分の好きなことを勉強してスキルアップにつなげ、仕事を獲得するチャンスです。ピンチの時こそ攻めの姿勢が大事。
社畜(会社勤め)ならではのメリット
フリーランスや副業と違って、会社勤めならではのメリットを挙げていきます。
- チームで仕事をするので、苦手な仕事を分業できる
- 資金に余裕があり、失敗が許される
- 福利厚生が厚く、万が一体調やメンタルを崩した時に利用できる制度が多い
3つめは対談では触れていませんが、私が享受している大きなメリットであります。
私の場合休職をしたときに傷病手当をいただいたり、健康保険組合を通じて無料でカウンセリングを受診したりしています。
誰も挑戦していない仕事が狙い目
会社内で誰も挑戦していない仕事は、失敗しても次につなげるための判断材料になるし、成功したら大きな成果となるため、褒められる要素しかないです。
また、挑戦的な姿勢が買われて別の新しい仕事を任せてもらえることにも繋がります。
やっちーさんは最近、AIの活用方法について社内のノウハウを集めてガイドラインを作るような仕事を立ち上げたそうです。
AIの活用は今後において重要になりますし、なにより最新の情報が集まってくるので刺激が多くて楽しそうですね(*'ω'*)
以上が対談の内容になります。
エンジニアとしても、双極性障害を持っている身としても、発達特性の強い身としても、大変多く共感できる部分が多く(むしろ運命共同体かよってぐらい境遇が一致)大変良い刺激をいただけました('ω')ノ
私は今休職中ですが、復職したときの心の支えとなるような時間を過ごしていきたいと強く思いました!!
録音を聞いた、もしくはブログを見た皆様にもなにかヒントになることがあればこれ幸いです。
★SPECIAL THANKS★
サムネイル画像は友民さん(@tamiko_0208)の作品です。
仕事早いしクオリティ高いしセンスもこだわりも抜群に光ってていい仕事です!!
友民さんの作品はインスタにもあります✐